「イヴの時間」観た

ニコニコでやってたのは見ていなかったので劇場版が初見となる、池袋で観てきたが上映時間が21:30のみなので満席だった。
まあ内容は面白いでしょう、「水のコトバ」の延長線上にあって、いわゆるロボット三原則物として仕上げている、がしかしロボット三原則の部分はそれ程面白いとは言えず、「水のコトバ」の、あの場所的な所がこの作品の面白さなのだろうと思う。
元々ショート・ショートの物語を繋ぎあわせたからなのか、全体的に誰の物語か良く解らない、説明不足感も否めない、一般受けは望むべくも無い、もっとも吉浦監督ならそれでもアート作品として見てしまえば全く問題なかったのだが人物に違和感があってどうにも馴染めない、影の描写が吉浦監督っぽくないとか、微妙に肩幅が狭いとか、多人数による制作あるいは長尺の作品作成等々の制約によるものなのか、とにかく私的には吉浦作品として及第点とは言えない人物作画だった。